60代になった私の新習慣17選 毎日をなるべくゴキゲンに過ごそう!

60代になった私の-新習慣17選

毎日時間に追われてついイライラしていませんか? くよくよ悩んで、疲れていませんか? なんだかモヤモヤしていませんか?

私自身、数年前までずっとそんな状態で毎日を送っていました。でも、いろんな本を読んで自分の問題と向きあい、少しずつ習慣を変えることで、穏やかな気持ちで過ごせる時間が増えてきました。ちょっとしたことでも大きな変化につながると実感しています。

そこで自分が実践してみてよかった新習慣をご紹介します。60代、母親を介護中のおひとりさま女性の、ちょっぴり気分がよくなるかもしれない日々の過ごし方です。

目次

毎日ゴキゲンに過ごすための新習慣17選

1.朝、鏡に向かってにっこり笑ってみる

鏡に向かって笑顔を作ると気分がよくなる、と以前からよく聞いていましたが、「そんなん、嘘やわ」「なんか恥ずかしっ」とずっと思っていました。でもびっくり、ほんとにほんとでした。すごくいい気分で一日をスタートできます。だまされたと思ってやってみてくださいね。

鏡に向かってにっこり笑う女性

2.自分を責めない、自分の味方になる

ちょっとしたミスでも「やっぱり私ってダメ」とすごく落ちこむタイプでした。でも、反省することは大事ですが、必要以上に自分を責めるのはもうやめました。他人に批判されるのは仕方ないとしても、どうして自分まで一緒になって自分を責めちゃうんでしょう? バカバカしいですよね。自分だけは常に自分の味方でありたいと思います。

3.自分にはどうにもできないことで悩まない

若い頃は理想に近づこうと、とことん悩み、なんとか事態を改善しようと躍起になっていました。そして思うようにならないとイラつくこともありました。でも、しょせん自分にできることには限界があります。現時点でいくら悩んでもどうにもならないことなら、「まぁいいか、仕方ない」ときっぱりあきらめることも大切。自分にできることだけがんばりましょう。

4.健康第一 食事や運動が大事

母の介護もありますし、頼れる親戚もほとんどいないので、自分の健康にはかなり気をつかっています。食事については野菜や魚、キノコ類をなるべく多く摂取するようにしています。疲れないうちに休むことを心がけ、運動不足にならないように、散歩とスクワットを欠かさないようにしています。

色とりどりの野菜

5.テレビよりもラジオを

母が脳卒中で倒れて入院中、ひとりで自宅にいると、テレビのバラエティー番組のにぎやかさが苦痛に感じられました。そんなときはラジオを聞くことで気がまぎれました。

それ以降、だらだらテレビを見るのをやめて、インターネットラジオやAmazon Prime Musicで好きな音楽や語学番組を聞くようになりました。目から入る情報は刺激がきついですが、耳から入る情報ならそれほど気になりません。

いまのお気に入りは、NHKらじるらじるラジオドラマ「新日曜名作座」を聞くことです。いろんなジャンルの名作小説を西田敏行さん竹下景子さんがおふたりだけで朗読してくれます。お風呂で聞くんですが、面白くてつい聞き入ってしまいます。

6.ニュースを見過ぎない

前記5とも共通するのですが、情報を入れすぎないようにしています。テレビもあまり見ないのですが、7時や9時のNHKニュースだけは欠かさず見るようにしていたんです。でもそれも9時のニュースをやめて、ついに7時のニュースもやめました。新聞の見出しに目を通して、気になるニュースはネットで調べるだけです。

ニュースはどうしても暗い話題、事件や事故が中心になります。世界情勢や国内の出来事を頭に入れておくのは大事ですが、それも度を越すと気が滅入ってしまうかもしれません。ときには情報を遮断するのもいいと思います。

7.日記をつける

昔から日記はつけていましたが、たいして意味のない愚痴だったり、その時々の感情をつづったりしてるだけでした。そこで実用書からヒントを得て、①今日よかったこと、感謝したこと、②反省点、③明日の課題や抱負、を簡潔に書くようにしました。

すると思考が整理されるのか、翌日には頭がすっきりして、次の課題に気持ちよく取り組めるようになりました。

机の上に置かれた日記、眼鏡、ペン、カップ

8.ひとりで身軽にどこでも行ってみる

昔の私は臆病者で、ひとりで初めてのお店に入るのが苦手でした。でも、どうしても行きたい場所があって、勇気を出してひとりで行ってみたんです。それから吹っ切れましたね(笑)。

「行ってみたい」という気持ちさえあれば、わりとどこでも大丈夫かも。もちろんレストランなどは、ネットの口コミなどでよく調べてから行きますが、それでも「目的」さえあれば、ひとりで寂しい、恥ずかしい、という気持ちがなくなりました。

私の場合、誰かと一緒だとけっこう気を遣うタイプなので、ひとりのほうが気楽に、好きに動けますね。もちろん、誰かと一緒に食事をしたりお酒を飲んだりするのも楽しいのですが。

9.「隣の芝生は青い」ものと達観する

正直、いまだに他人のことで心が千々に乱れることが多いです。私の町内では2世帯住宅が多く、孫や子供に囲まれて暮らしている高齢の女性も多いですし、いつも元気な子どもを連れた仲良しの幸せそうな一家も多数見かけます。独身の高齢者である私は、昨今の少子高齢化という事情もあり、どうしても肩身の狭い思いをせざるを得ないような……

でも、他人をうらやんでもきりがありません。どうしたって私は私でしかないし、いまの自分は過去の自分自身の選択の結果なのですから、誰も恨みようがない。すべて受け入れて生きていくしかない。

どんなに恵まれたように見える女性もきっと悩みを抱えているはず。人間は誰でも他人には計り知れない内面の苦悩を隠し持っているはず。だから「幸せそうに見える」だけで他人をうらやまない。そう心がけています。

10.悩まず、考える。行動する。やってみる。

かつて私は悩んでばかりでちっとも行動を起こしませんでした。たぶん、「悩んでいる自分」に酔っていたのかも(笑)。悩んでばかりだとすっきりしないし、ずっと暗い顔になってしまいます。失敗してもいいから、とりあえずやってみる。まずは行動してみる。いまはそう考えています。

でも、ほんとに悩むべき問題かどうか、そこから考えたほうがいいかもしれません。結局、どうでもいいこと、自分にとって本質的には重要でないことでくよくよ悩んでいることも多いですから。

11.芸術に触れる機会をつくる

これは好みにもよるのですが、私の場合、音楽やアート、映画、文学などで自分が感動できる作品に出会うと、なんともいえない喜びが湧いてきます。そこに没頭しているあいだは、一切の悩みも不安も忘れられます。

自分が「美しい」と思えるものに触れることは、人生を豊かにしてくれると思います。その意味では、海や湖、青空、森林など自然も癒やしてくれますよね。たまには美術館に出かけたいです。

美術館の内部

12.頭じゃなくて気持ちで動く

「~しなければ」「~すべき」と義務感に苛まれて動くのではなく、気持ちや心が動いたから動く、というのが理想だと思います。この人に会いたい、ここに行きたい、そう思った瞬間に行動できたら最高でしょうね。大人の事情でそう簡単にはいかないのですが……。

でも、自分にできる範囲で実践しています。たとえば、ささいなことですが、さわやかな晴天の日には、キャンプチェアを庭に出して読書を楽しむ、など

13.ペットと遊ぶ

これもペットと暮らしているという前提ではありますが、ペットは私たちを癒やし、喜びを与えてくれますね

いまは猫とメダカが私の癒やし。猫は気ままな動物ですから、こちらが遊びたくても遊んでくれるとは限りませんが、できるだけ触れあう時間を作りたいと思っています。まぁ、ついちょっかいを出したくなって嫌がられるだけなんですが。

画面いっぱいに勢ぞろいした猫たち

14.室内に小さな花を飾る

花や緑が好きだからかもしれませんが、視線の先に緑や花があると落ち着くんです。

花を買うのも楽しみですが、庭で咲いている花をお手軽に飾るのもいいですね。

花を飾るのも心の豊かさにつながるような気がします。邪魔くさいといえば邪魔くさいけれど、あえてそれを習慣にすることこそ、心の豊かさなのかもしれません。

透明な花瓶に生けたオレンジ色の花とグリーン
ユーカリポポラスの丸い葉と黄色いビデンスの花がかわいい

15.とにかく身軽に。荷物は極力減らして

昔から荷物が多くて、いつも重いカバンを持っていました。肩はこるし、動きにくいし、なにひとついいことはありません。

心配性でいろんなものを持ち歩いていましたが、ほとんど使ったことはありません。日本ならコンビニでいつでも買えますから、万一に備えてそんなにたくさんのものをカバンに詰めこむ必要はないのかも

いまは必要最小限のものだけ、たとえば財布に入っているカード類もその日に必要なものだけを厳選して、エコバックもひとつだけ、一番軽いものを選んで、なるべく身軽に出かけるようにしています。

16.時間制限を設けて作業に取り組む

自宅で過ごす時間が長くなると、ついマイペースになりがちです。仕事は締め切りがあるのでおのずと効率的に時間を使おうとしますが、こまごました用事や家事をこなすときには、私はだらだらと時間をかけてしまう癖がありました。

好きなことに時間を割くためにも、片付けや掃除、整理整頓、庭の草取りなどを行う際にはあらかじめタイマーをセットしておくことにしました。そうすると時間内で用事を済ませようとする意識が働くので、けっこう早く完了します。それに時間を決めると、「タイムアップ、終了!」とあきらめもつきます。

さらにすぐに済む用事(ちょっとした部分的な片付けやメールなどの返信、電話など)は、思い立った瞬間、迷うことなくさっさと済ませるようにしています。「あれをしなきゃ」と覚えておく必要がないので、精神的にも楽になります。

17.1日1回は大笑いするように心がける

これも周知の事実ですが、笑うという行為は精神衛生上、とてもよいことですよね。おもしろいことがなくても、ちょっと笑顔を作るだけでもよいそうですが、できることなら、何か本当におもしろいことで声を出して大笑いしたい。

最近ではインスタグラムで猫のリール動画を見るのがお気に入りです。さらにアマゾンプライムで配信中の、34年ぶりに復活した「風雲! たけし城」を見ましたが、大笑いすること請けあいです。ああいう体を張ったお笑い番組は最近めっきり少なくなりましたが、やはり単純に楽しくて、腹の底から大笑いさせてもらえますね。

ちょっとした毎日の新習慣で、気分よく過ごそう!

ご紹介した習慣は、簡単ですぐにでも実践できることばかりです。私自身、実践してみて変化をひしひしと感じています。充足した日々を過ごすのは、実は簡単なことだったのかもしれません。自分がちょっとだけ考え方や行動を変えればよかったのですね。

同じような悩みを抱えている方にとって、少しでもお役にたてばうれしいです。

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