60代になってやめてよかったこと・捨ててよかったこと ５選（身の回り編）

日頃、なんだか面倒だな、なんか邪魔だな、と感じているコトやモノについて、私自身が「やめてよかった」「捨ててよかった」「変えてよかった」と実感している例をご紹介します。今回は身の回り編として、家具や家事などに絞って、お伝えします。

私はゆるいミニマリストを目指していて（笑）、まず、大前提として次のようなルールを決めています。

基本的に、お手軽で安価な、気が変わったら変更も可能で、いざとなれば簡単に処分できるモノ、ということですね。母を介護中とはいえ、実質「おひとりさま」なので、なんでも自分ひとりでできる形にしておくのが気楽です。大きな家具だと、買うのも捨てるのも移動するのも、独力ではもう四苦八苦です……。

①については別記事で詳しく書いたので、そちらを参考にしてくださいね。

②ドレッサー　 　メイクボックス

ドレッサーについては、これまで恥ずかしながら嫁入り道具（死語！）の古い鏡台を離婚時に実家に持ち帰り（恥っ！）、ずっとそのまま使っていました。

　　　　　　UnsplashのClay Banksが撮影した写真

古い化粧品を処分して、いま必要なモノだけ、「少数精鋭」にできた。鏡さえあれば、どこでもメイクできる。引っ越し時にも移動が簡単！　長期の旅行ならそのまま持っていけるかも（いや、ちょっと重いけどね）。

③ゴミ箱をやめて、紙袋で代用する

ゴミ箱については、以前は当たり前のように各部屋に置いていました。

だから、ゴミ出しの前日になると集めて回るのが邪魔くさくて邪魔くさくて……。しかも、母は介護が必要な身で、残念ながらもはや自由に動き回れるはずもなく、ほとんど使われていないゴミ箱が寂しげに各部屋の隅にあるばかり。

「もう、そんなにゴミ箱いらんよね～」

母の介護が必要になり、家事全般を担うようになって早々にゴミ箱を処分しまくりました。現在、ゴミ箱を設置してるのは台所、お風呂の脱衣所、自分の部屋だけ。ゴミが出たら、ゴミ箱のある場所に移動して捨てればいいや、と。

④収納家具をやめて、作り付けの棚を活用

服や食器、日用品など、いろんなものを整理するとなると、まず収納用品をそろえようとしがちです。

でも、これがどうしても場所をとりがちで、狭い家をますます狭くしてしまいます。

⑤日常使いのカップ＆ソーサーをやめて、多用途のグラスに

コーヒーが大好きで、毎日、夕食後の一杯を楽しみにしています。

味気ないコーヒータイムにならないようにとカップ＆ソーサーを使っていたのですが、洗ったり、しまったりするのがだんだん億劫になってきました。収納の際にはけっこう場所も取りますし、コーヒー用以外に使えるわけでもありません。

ちょっとしたアイデアで毎日を快適に！

私は基本的にめんどくさがりなのですが、さすがに60代になり、自宅で過ごす時間が長くなってくると、やはりもっと快適に暮らしたいという欲求が芽生えてきました。不便に感じたことをひとつひとつ解決していくのは、なかなか根気も必要ですが、いろいろ試しつつ自分なりの快適さや心地よさを追求していきたいですね。

どなたかのお役に立てばとてもうれしいです。